2011.06.30

版画見本!

    Photo 本日、仕事を依頼している工房から版画の刷り見本が送られて来た。 

満足のいく出来栄え。 金箔も綺麗に貼られている。 波の線や龍の鱗には苦労されたそうだ。

 実はこの40日程、私は体調を崩してしまっていた。 

 版画制作に当たっては、工房との打ち合わせもメールや電話で応じるしかなく、また、今回上がって来たこの見本を前にしての確認作業も同様にするほか無かった。

 (納品の期日も、伸びてしまうことに・・・)

 工房の方には申し訳なく、私自身も立ち会えなかった事が心残り。

 

 でも、この見本を観て、安心できた。 さすが、腕のいいプロの作品。

本番の納品が楽しみである。
                                                                                                                   by  sumi

   

2011.05.24

開山忌

清水寺の開山忌に行って参りました。

Photo_2 

 







作秋、能絵「田村」を奉納したことに依ります。

「田村」は、坂上田村麻呂 ( 7世紀 ) の武勇と観音様のご遺徳、そして清水寺の縁起を描いた謡曲です。

田村麻呂は音羽の山中で延鎮上人 ( 開山 ) と出会い、仏道に帰依、自宅を寄贈して仏殿を建て ( これが寺の始まり ) 、

いわゆる旦那になりました。 

5月23日は田村麻呂の命日。 この日に開山の法要が営まれます。                    

今年は1250年忌になります。

処は成就院。

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緑に囲まれた、美しい庭園を要する塔頭で、江戸時代初期に東福門院和子 ( 2代将軍・秀忠とお江の娘 )

が寄進して再建させたものだそうです。 

古い建物ですが、美しい佇まいでした。

回廊からは雨に洗われた木々が見渡せ、鶯の高らかな声と蛙の合唱の中、僧侶による読経が始まりました。

法要の後は、観音様に献茶し、大茶碗による茶礼が開かれました。 

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「四ッ頭」という、中国の禅寺で行われていた、喫茶・接待様式の茶会です。 

初めて目にした茶会形式でした。 

( 後で調べたところ、禅寺の開山忌には、この形の茶会が開かれているようです。

ただ、お茶の点て方そのものは、禅寺の作法とは違っているようです。)

織部流の家元が濃茶を点てられました。

織部流は、茶人・古田織部が創った流派ですが、永く途絶えていたのを、明治に入って復興させたのだそうです。 

織部は秀忠の茶の師匠でした。 

町衆によって広まり、隆盛した「茶」ですが、織部は以前の ( 室町幕府 ) 武家茶会のスタイルを取り入れた、

広間の茶・書院の茶 を旨としたようです。

接待役の方々は袴姿。 

お菓子やお茶碗を席に回される際の、足の運び方が能と同じ ( すり足 ) でした。

とても清々しく、きびきびとして格好よく感じました。 ( 私はとても気に入りました。

)粛々と始まり そして終わりました

接待の方に伺ったところ、今年は出席者が少なかったそうです。

例年ですと、田村麻呂にご縁のある東北地方から、たくさんの方がお見えになるのだそうです。

田村麻呂 所縁の地は、被災地と重なります。

2011.05.16

葵祭り

15日は葵祭りでした。   

Photo                                                                                                       














久々の良天。 例年だと暑いくらいの気候が、今年は肌寒いくらい涼しい。                                      行列の重たい物を担ぐ人にとっては恵まれた気温ではないでしょうか。 

行列が通る「賀茂街道」が近いとあって、我が家では年中行事化していますが、今年も自転車で近くへ寄り、ちゃんと見て参りました。 

途中、北大路の橋のたもとで引っ越し業者のお兄さんに「何があるんですか?」と、尋ねられました。   
九州からお見えだったそうで、関西ではメジャーでも他所ではあまり知られていないのだ、再認識。    
未だ行列の始めの方、騎馬隊のところで、女官達の麗しい姿はご覧にならずに帰られた・・・(仕事中)
それでも「いいもんを見れた」と。
 

摂社・大田神社の杜若はこの頃、見頃でした。 例年だと、花の盛りは5月初旬。